2010年04月26日

4曲目「シュドゥリゲラー・シュルエテリ」

さて、只今ワタクシは都内のとある場所に軟禁されております。
三食ベッド付(電動)とは全くいい御身分ですね。

おかげさまで時間だけはたっぷりです。
PCはないけどiphoneはあるぜ。
サンキュー、ジョブ・ジョン…じゃなかったジョブズ!


さて、曲なんか作っておりますと、明らかに自分の実力以上のモノが何か出た!…ということがたまーにあります。
女神転生シリーズでいうところの合体事故みたいなモノです。
それがまさにこの曲!
【初音ミク】シュドゥリゲラー・シュルエテリ【ミクオリジナル】
↑上手く貼れてるか、自信ありません。
もし貼れてなければ、上のサムネイルの化石のヤツがそれです。
この時は4曲同時upすることが確定してたので、それまでの3曲とは異なるアプローチの曲が必要だった。

「うーん…何かうにょうにょした曲書きたい…ロシアっぽいヤツ!」
…お前は,ロシアって国を勘違いしてはいないか?
下手なこと言うと最強国家元首に消されますよ。
と、そこでPCモニターの前に転がる小型アンモナイトの化石に目が…。

「おし!化石の螺旋のうにょうにょな曲書くお!オレのドリルは(以下略」

最後のはまぁ、嘘です。
この時は、螺旋といってもグレンラガンも上弦の月を喰べる獅子も頭にはありません。
むしろ化石といったら
ジプシー・クィーンだろ、JK
と、何の迷いもなかった。
迷わな過ぎて男らしい!

何故、化石で中森明菜の曲なのかは歌詞をググってみるといいと思うよ。
iphoneなんでリンク貼るのがめんどい。。。


一旦イメージが決まってからは早かったかな?
リズムが単調だというのもあるけれど。
バスドラムの残響が世界を作ってくれたから、後は上でうにょうにょさせるだけ。
ギターに聴こえないと思うんだけど、飛び道具的な音は殆どギターです。
フィルター系のエフェクトで加工してます。

ミクはベタ打ちに近い。
ただ、メロディラインにうっすらシンセのボイス系の音を入れてみました。
音域と合いまって、妙に荘厳な感じになってびっくり。

結果的には、頭の中で鳴ってた以上のモノが完成しました。
多分、僕にも同じモノはもう作れないと思う。
呪文の様なタイトルと、意味不明な言葉の執拗なリフレイン。
スージー&ザ・バンシーズみたい。
決して多くの人に支持されるような曲じゃないけど、この曲が1番スキと言ってくれる方も。
将来が心配です。

4曲同時UPってことで、当時リスナーの方々には比較的注目してもらえたと思う。
この曲がなかったら正直今の僕はいない。
僕にとっても、とても大事な曲です。  


Posted by Plutonius at 14:38Comments(0)

2010年04月26日

3曲目「The rewritten world」

3曲目にUPしたのがこれ。


この曲はもうイメージが完全先行。
というか、ホントにテーマになってるのは…
最終ジャンル「だいすき」

年齢がわかりそうなもんだけど、僕の子供の頃ってのは
「どう考えても世界は終わります」
と言わんばかりの世相だったんですよ。

明日にでも核の炎が全てを飲み込みそうな空気感。
本当に1秒後に何も無くなってしまうんじゃないか…と、いつも思って生きてきました。
ヒャッハー、な世界が訪れることも無く、完膚なきまでに全て失われるだろうという予感。

結局、世界は終わらなかった。
1999年に何も降ってこないまま、世界は今日も平穏無事です。
喜ぶべきことなのだろうけれど、何だか素直に喜べない不謹慎な自分がいる。
だって…「終わる」って子供の頃から叩き込まれてきたのに…終わらなかったら、一体どうすればいいんだ???
来るべき何かにポツンと取り残されたような猛烈な喪失感だけが残り、僕は歳をとっていく。

「世界は終わる…メソメソと。ドカンとではなく…」
なんてアンリ・ミショーは言ったらしいが、メソメソとさえ終わりはしなかった。
ただ僕は日々をメソメソと生きている。
これも終末の一つの形なのかもしれない。

そんな偏差値30割れの終末観を抱えてしまった僕のココロに、ぴったりとハマってしまったのが前述の最終ジャンル「だいすき」だ。
ちょい長いけど読んでみて欲しい。
終末ロマンスとして、ほんっとに青臭すぎるけれど…だが、それがイイ。


いつかこれを曲にしようと思っていた。
現実世界は終わらない。
でも仮想現実には終末がやってくるかもしれない。
この辺り、飛浩隆氏の「グラン・ヴァカンス」なんかの影響もあるかも。
凄く美しい小説だよね。


曲自体は何の変哲もない4つ打ちです。
クリーントーンのギターカッティングを前面に押し出して…なんて思っていたのだけれど、結果的にはMIX段階で埋もれてますな。。。
あとサビで低音バランスが崩れてしまうのが、本当に残念です。


あとこの曲についてはミクさんの調声について、色々コメをいただきました。
この曲はボカロエディタじゃなくってCadenciiで打ち込んだ記憶があるんだけれど。。。
これ僕の気のせいかもしれないんだけど…CadenciiでWAV出力すると声変わりません???
気のせいかなー?
確かに、ちょっと不思議な声だけど、何でこうなったか自分もよくわかっていません???
GENを高めに…くらいしか。
あとはDAW側でのエフェクトかなー?
でも特別なモノ差してませんよ???

この曲もいつかリベンジします。
骨はイイんだよ。。。多分。。。  


Posted by Plutonius at 01:34Comments(0)

2010年04月25日

2曲目「君は無慈悲な僕の女王」

続いて2曲目がこれ。
【鏡音レン】君は無慈悲な僕の女王【レンオリジナル】

今だに僕の曲の中で最高峰という評価をいただいています。

まずタイトル。
もちろん元ネタは、ロバート・A・ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」。
これ原題は「The Moon Is a Harsh Mistress」。
これを現代科学技術の結晶であるエキサイト翻訳様で翻訳してみよう。

「The Moon Is a Harsh Mistress」

月は厳しい女王です。

Oh!!マイキー!!直訳って凄いwww
なんかどっかの解説で「月は厳格な女教師」って意味だって見たような気が。。。

翻訳は矢野徹さんなのだが、これはもう完全に一流の中の一流の仕事だと思う。
僕の中では
ティプトリーの「たったひとつの冴えたやり方
中島らも「永遠も半ばを過ぎて
と並ぶ、題名だけでご飯3杯作品の一つです。


ちなみにこの曲、聴いてもらえればわかりますが
内容はハインラインと一切関係ありませんwww

ホント、タイトルホイホイでごめんなさい。。。
でもさ、カッコいいタイトル付けたいじゃない???
それにさ、下の市場から誰かハインラインの本を買うかもしれないじゃないですか!!
間違って!!


実はこの曲は一番初め、ミクに歌ってもらってました。
っつーか、ミクしか持ってなかったしね。

で、歌詞も曲もある程度ラフなものが出来た時点で…碧茶さんのイラストに出会いました。

電子のうみ、ってタイトルのイラストだったんですよ。
偶然にも同じ言葉が歌詞の中にあったんですね。
で、この碧茶さんの絵を見ているうちに、すごく明確にイメージがまとまっていって…。

…レンしかない…

ということで、レンを買いに行きましたwww
多分、この絵と出会わなければ鏡音さんが、ウチにいることはなかったと思う。
そう考えるとスゲーですよ、碧茶さん。


あと、この曲で生まれて初めてMIDIの打ち込みをやりました。
昔、オールインワンタイプのシンセで打ち込みとかやってたんで、対して苦労もなく出来ましたね。

この頃は「どんな曲でも4つ打ちにできるはず!!!」というキャンペーン実施中でした。
僕の作るテクノポップの原型がコレです。
その後は、如何にしてこの曲と違うアプローチをするか?というのが目標になってます。

ただ、今聴くと…色々惜しいw
ニコニコのUPに慣れていなかったから、曲の出だし切れてるしwww
キメの波形ぶった切りしてないから、キレが無いしね。
というワケで、この曲も現在鋭意再製作中です。


それから、この曲は僕が昨日までwww在籍していたバンド
Bitter Sweet Generationでプレイしています。
僕は現在、このバンドのプレイヤーメンバーではないんだけど、曲提供者ではある、というカオスな立ち位置なので、今後もこの曲はやると思いますよ。
ご興味があれば、是非ライブ会場まで足を運んでみてください。  


Posted by Plutonius at 01:03Comments(0)

2010年04月25日

1曲目「Closed Time Leaper」

とりあえず、Plutonius名義で発表した曲を、順番に紹介っつーか、制作した時の話なんかを書いてみようかと思います。
今日はちょっとDTM専門用語がバリバリ出ます。
すいません。

最初はコレだよ。
【初音ミク】 Closed Time Leaper 【オリジナル曲】
投稿文にも書いてあるけど、時間改変系のアニメやラノベを想定して曲を作りました。

時間改変に失敗して、世界は崩壊の一途を辿り。
二度と会えなくなってしまうことを知っている二人。
せめて最後のその瞬間までは、キレイな思い出が欲しい。

そんな感じの歌です。
歌詞の中に有名SFのタイトルが出てきますけど、この頃は特に意識していたわけではなく。
単純に自分の中にある言葉を選んでいったら、昔読んだSFタイトルが出てきたっていう。

動画をどう作ったらいいのか分からなかった僕は、なぜかparaflaというフリーのflash作成ソフトを使用しました。
これ、ギターソロのところの画像の分割が細かくなっていくところ、パラパラ漫画です。
photoshop elementsで作った何枚もの画像をパラパラめくっていますwww
無駄な労力をwww

これを作ったころのPC環境は結構低めだった。
どれくらい低めかというと
バッファサイズ最大にしてもミクがブチブチ切れながら歌う
くらい低めだった。。。
だから入力したミクの歌は、毎回WAVに書き出してチェック!!
ツラかったなぁ。。。

DAWはAcid4.0。
4.0ってMIDIが使えないんだよ。
だからDAWじゃない、ただのループシーケンサーだよ。
というかこの頃の僕はMIDI打ち込みなんてやったことない。
全てループ素材と自前ギターです。

オーディオインターフェースというより、旧来のサウンドカードみたいなのにLINE6のPODをアナログ直繋ぎ。
それがいいのか悪いのかわからんが、昔からアンプ直が一番いい音というロックンロール男ルールがあるので、問題なし。


この曲を作る少し前から4つ打ちの曲を作り始めてた。
4つ打ち曲としては2曲目だと思う。
1曲目はやってたバンド用に。
で、2曲目がこれだけど、正直悪くないと思う。
曲は。
曲はね。。。

問題はミクさんですよ。
調声が何にもわかってない頃でねぇ。。。
しかもAcid4.0にはVSTプラグインなんてものは存在しないので、ピッチ修正もかかっていません。
音痴と指摘されても仕方のないところだろう。

だがしかし。。。悔しい(でも…以下略)



それから数ヶ月後。。。
そこには高スペックマシンを購入して元気に駆け回る僕の姿が!!!

とりあえずセレロンとか書いてないPCが欲しかった。
あとDTMマガジンとかサンレコとかの記事を読んで、きちんと使えるDAWが欲しかった。
なのでQuadコアのPCを買ったよicon10
DAWは業界標準Pro Toolsのle8を買ったよ。
これで現代DTMを堪能できるはず!!!

手始めに旧作のパラデータをPro Toolsに入れてリミックスしてみた。
ボーカルにはAuto-Tuneをかけた。
音痴とか言わせない!!
そして生まれたのが【改】バージョンである。
【初音ミクオリジナル】Closed Time Leaper【修正版】
他の皆さんはイラストとかどうしてんのかなー、と思って調べる。
どうやらピアプロってとこで借りるらしい。
ふむ。
何も知らずにbuchikoさんの絵を借りる。
稀代の名曲「1925」のあの絵の方である。
もちろん僕はそんなことには気づいていない。。。無知ってホント怖い。

なので、この曲はオケ制作自体はAcidのループ素材です。
ループだけでも、これくらいはできますよー。
ストリングスとかピッチ変えて入れるのすっごいキツいけどね。

そしてプロツールスにバンドルされているエフェクトは、ほんっとうに高品位だった。
今までが何やってたんだろ???って本気で思いましたね。

この曲はかなり気に入っている。
VOCALOID曲の最初がこれで本当に良かったと思ってます。
一応、いつか発表するために、さらなる改訂版を製作中です。
  


Posted by Plutonius at 00:06Comments(0)

2010年04月24日

新規開設。

はじめまして、こんにちは。

ニコニコ動画などにてVOCALOIDのオリジナル楽曲を制作・発表しているPlutoniusという者です。
P名は「ハヤカワP」というスゲー名前をいただいちゃってます。
主に鏡音レン、初音ミク、mikiのお三方に歌ってもらってるみたいです。

P名の由来は
【鏡音レン】君は無慈悲な僕の女王【レンオリジナル】
とか他にもSFテイストを盛り込みまくった楽曲をまとめてUPしたから…だと思うよ。
もちろんSF大好きな本人としては、SF愛が伝わったことを嬉しく思った。
けど、「ハヤカワ文庫」っていうビッグネームなんてもらったら、しょぼいことできないよなぁ。。。
あ、もちろん創元様もリスペクトしてますよ。
僕の愛するホーガンも創元様からが多いし。


何で今頃ブログ立ち上げだよ…って思う方も多数でしょう。
実は在籍していたバンドを脱退しまして。
何かしら情報発信できる場所があった方がいいよなぁ、と思い今頃開設です。

しばらくはUPした楽曲の紹介なんかしてこうと思いますのことよ。
よろしーく。
  


Posted by Plutonius at 20:30Comments(1)