2014年03月23日

卒業ソング?「Childhood's End」UPしたよ。

こんばんにゃ。
新曲は卒業シーズンをテーマに作ってみました。
実は作ったのは1年前なんですwww
1年前の今頃作って、卒業シーズンも終わるしなぁ…って思って、しまってありました。

幼年期の終わり、と言えば当然アーサー・C・クラークなのだが、TM Networkのアルバムタイトルでもある。
ちなみに僕はリアルタイムではTM Networkが大嫌いだったが、彼らの解散後に彼らのアルバムを聴いてみて「あ、いいかも」と思ったクチである。
好きなアルバムは「Childhood's End」「self control」ですね。
この頃のTMは叙情性があって良い。

僕は高校卒業と同時に生まれ育った街を離れた。進学のためである。
地方都市の高校生ならば分かってもらえると思う。
卒業と同時に街を離れる人間がいる、という感覚。
しかも僕の住んでいた街は、海を挟んで首都圏からはあまりに遠く。
ちょっと隣の県に…というレベルではない。
むしろ外国に行ってしまうくらいの感覚だ。

僕が高校3年生だった頃のことを思い出す。
僕の通っていた札幌の高校は、結構な数の人間が卒業後に街を離れていく。
主に東京。ちらほら関西。
私大組なんかは完全に東京行きを目指す。
なんで皆あんなに東京に出ていきたがったのかよく分からないが、「ここではないどこか」を探したいお年頃を思えば、ちょうどいい区切りだったのだろう。

大体、高3の夏休み辺りから「◯◯東京行くってよ」という噂が学年に回る。
この辺りで噂に上るのは、スクールカースト的に上位の連中である。
運動部で活躍していたり、イケメンだったり、可愛かったりするヤツらだ。
そういう連中でなければ噂として成立しない、というのはあるが。
それを聞いてハートブレイクするヤツらも現れる。
好きだったあの娘が…東京に行ってしまうだって!?、という状態である。
また校内で有名だったカップルが別れ始めたりするのもこの頃だ。
理由は受験に専念するため、だとか、進学先が遠く離れてしまうため、だとか。
そしてその別離の情報に「待ってました!!」とばかりに暗躍するハイエナ野郎も現れる。
ゲスいものの、欲望に忠実な彼らは大体玉砕する。
受験のために別れたのに、何で別の人間と付き合わねばならんのだ、という至極まっとうな理屈も彼らチーム・ハイエナには通じないのだ。

高校最後の文化祭も終わり、冬、年末あたりで次の動きが現れる。
いきなり進路を変更するヤツらが出てくるのだ。
模試、その他で「あ、これもう合格ラインに届かないわ」と現実に打ちのめされた連中である。
もうちょっと早目に気付けよ、という気はするが、人間とは見たいものを見てしまう生き物である。
誰も彼らを責められまい。
ちなみに推薦組は既に合格をもらって、自動車教習所にこっそり通い始めている。
「お前はいいよな」とは誰も口に出さないが、何となく通りすがりざまに後頭部を引っぱたかれているヤツを見ると「あ、推薦組か」なんて思ったりする。


年明け、センター試験後あたりから、「東京組」が発生し始める。
センター試験の結果で合格をほぼ確信できた連中が
やっぱり学芸大学駅あたりってシャレオツじゃねぇ?
などとほざき始めるのだ。
渋谷まで何分で出られる、とかそういう話が、札幌の高校の教室で交わされる。
またこの後、2次試験や私大組の本試験があるため
「向こうで会えるかなー」
などと、仲良し女子たちが騒いでいるが、実際試験日前日にそんなことしている暇はない
普段教室で会ってるじゃねーか!!と言いたくなることしきりである。

で、2月終わりから3月の完全な卒業シーズン。
この辺りに最後のドラマがある。
…え…◯◯君…東京行く…の…
と、私の年収低すぎとばかりに両手で口元を覆い絶句する女子の登場である。
これである。
聞かされてなかったのか、故意に隠していたのか、はたまた急遽進路変更したのかは分からないが、ともかくこの時点で始めて意中の相手の動向を知るケースがある。
逆に「…そう…一緒には…行けない、んだね…」
と、どっちかが不合格で地元に残るケースも存在する。

この辺りで高校最後の大告白祭りが行われた記憶がある。
教室の入り口で男子を呼ぶ別のクラスの女の子。
呼ばれて出て行くヤツを見ながら
「あれー、あいつ東北大受かったんじゃなかったけ?」
「あの娘は札幌でしょ? 告白してどうするんだろーね」
「いやー、気持ちを伝えることに意義があるんじゃないの?」
「意義はあっても未来はねーぞ」
「東北大なら通えないこともないでしょ」
「いや、ねーよ」
とか何とか、外野は勝手なことをほざくものだ。

見てても面白いし、参加してもいい思い出である。
僕が当時どうだったかは伏せさせていただきたい。


話がすげー長いんだけどね、この風景を切り取りたかったのよ。
で、もっと叙情的にフィクションにしたかった。
卒業したら遠くに行ってしまうということを、他人から聞く…このシチュエーション、アリだと思います。
何故本人から直接聞いていないのか、そこにティーンネイジの葛藤があるわけじゃないですか。

涼さんのイラストと動画制作は、そういう僕の意図を見事に汲んでくれていて、本当に助かった。
幼い二人と成長した二人のコントラストが胸をぎゅっと締め付ける。
なんだかとても嬉しい。
僕の意図がきちんと伝わってくれたことも、それを涼さんフィルターを通して1つの作品になったことも。
こういうのが、他者との作業の醍醐味なんだなぁ…っていつも思うよ。

あと最後のシーン、何故か僕の頭の中では「飛鳥の石舞台の上に寝転んで星空を眺めているリン」だったwww
なぜ飛鳥の石舞台なのかというと、おそらく諸星大二郎の「暗黒神話」の影響ではないかと思うwww
まったく関係ねぇ\(^o^)/

なんか長くなったなぁ。
しばらくブログ書いてなかったから、その反動かも。
次は多分、鏡音二人の曲だと思います。
よろしーくね。


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